無痛分娩レポ(看護師に手を握られた話)

こんにちは、友人があと数ヶ月で出産となり

【無痛分娩】について気にしてたので今日は

無痛分娩について書きたいと思います♡

 

無痛分娩とは?

 

 

アメリカでは主流となっている無痛分娩についてご存知でしょうか?

 

背中から硬膜外麻酔を挿入して、陣痛に合わせて麻酔を投与しながら
出産をする方法です。

 

最近は無痛分娩を選択する人が日本でも増えているみたい 😀 

痛みを軽減できるなんて素晴らしいですね!

 

しかしまずはリスクについても学んでおく必要があります。

 

・分娩所要時間が長くなる恐れがある
⇒陣痛促進剤を使用して計画的な出産が多いので
分娩に要する時間が長くなるとの事でした。

 

【個人的な意見】
自然に陣痛からの出産でも、30時間以上かかった話も聞いたことがあるし
計画は子宮の開き具合や赤ちゃんの降り具合を診てから出産の日を決めるので
私はこの話には抵抗を感じませんでした

・陣痛促進剤を使うことで胎児が呼吸不全になるリスク
⇒陣痛促進剤については予定日を過ぎた妊婦さんに使われる事もあり、
24時間無痛分娩対応の病院だったら自然陣痛が先なので問題がない。
気になるのであれば24時間無痛対応の病院を探すのもいいかも。

ちなみに私は切迫早産で入院したので促進剤も使うことなく出産しました。

・麻酔による神経障害(足のしびれなど)
⇒取り扱い件数の多い麻酔に慣れた病院を選択しましょう。

 

 
 
こんな感じに私はさほどデメリットを感じなかったので無痛分娩を選択しました!
 
 
 
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1人目の無痛分娩

 

 

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計画出産前日のこと

 

 

33週頃から、私は切迫早産で入院していた事もあり

37週(正産期)になったらすぐに出産する事になりました。

 

36W0dを過ぎると早産扱いにはなるが

かかりつけの個人病院でも対応できるのでその日に点滴を抜いて一旦、退院しました。

 

36w6dから処置をして37wに産むという計画が立ちました。

 

退院してからの約一週間の間に産後の準備をしてバタバタと過ごしました💦

 

入院日(36w6d)には旦那に病院に送ってもらい、

道中は泣き言をたくさん言いながら←

最後の別れになるかもしれないと思い、最期の挨拶も終え←

 

病院へと向かいました。

 

病院についてからは採血などをして

看護師さんに『夜、無痛の処置をするからね~』

と言われ、初めての硬膜外麻酔にドキドキしながら時が来るのを待ちました。

 

『もう、緊張しすぎて食欲も出ない!』

と思ってたら、大好きなチキンステーキが夕食だったので

しっかり食べておきました←

 

人生最期の食事になるかもしれないチキンステーキも食べ、

あとは処置室に呼ばれるコールがくるのを待っていました。

 

コロナで院内は妊婦以外立ち入り禁止だったので、

旦那にも連絡をして…

ついに処置室に呼ばれるコールがきました( ;∀;)

 

もうやるしかない!

ので、重い足取りで処置室に入ると

看護師さんに着替えをさせられ、血圧を測り、

ついに先生登場ーーーーーー(;´・ω・)

 

先生『これから硬膜外麻酔を明日使えるように前処理をしますからね』

 

といわれ、指示された通りに背中を先生の方に向けたら、

アルコール消毒をはじめました。

 

私『硬膜外麻酔って痛いですか?』

先生『えっ…痛い人もいるし大丈夫な人も居ますよ』

 

なんともパッとしない返事をされ…

 

先生が次の指示を出してきた。

 

先生『背中を丸めてください』

エビぞりのようなポーズをさせられた。

 

妊婦で大きなお腹を

先生『チクっとしますよ~』

 

思ってたより痛くない!!!(^^♪

 

チクっとした後にカテーテルを挿入していくのですが

先生『うーん…』

なかなか入らない模様…

 

背中の中を、管が入ってくる何とも言い難い違和感はあるものの

痛みは全然ない!

 

少し入ったもののその更に上には背骨が当たり入らない模様……

 

大丈夫かな?と思いながら先生も一生懸命入れようとして

看護師さんはひっきりなしに血圧測定。

 

先生『ここだと上手く入らなそうだから、入れなおしますね』

えっ……( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)

 

一旦抜いて、また入れなおす事になりました。

 

またあの気持ち悪い感触を耐えなくちゃと思ったら一気に冷や汗が出てきて

なんか気持ち悪い(;’∀’)

 

でもこれさえ無事に入れば終わるので

私『お願いします』とだけ答え、先生は再チャレンジしだした。

 

さっきより少し上の位置にまたチクっとした痛みが走り

精神的なものからか動悸が……( ;∀;)

また少し入ったところで、先生がなんとか押し込もうとしてるのが

伝わってきた。

スムーズに入ってないんだろうなと思いながら

言われた通り、丸まったままジッとしていた。

先生『あれ……』

 

えっ……まさか……まさかの……

先生『もう一度刺しなおしましょうか。』

 

うそでしょーーーーーーー(;’∀’)

三度目の刺しなおし…………( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)

 

三度目のまたあの違和感を耐えなくちゃいけないという気持ちと

これ入らなかったらどうなるんだろ……無痛分娩中止?……( ;∀;)( ;∀;)

という不安の感情でいた。

処置に入る前に一旦、休憩する事になり看護師さんに聞いた。

私『硬膜外麻酔の管が入らない人っているんですか?』

看護師『うーん、今までに一人居たかなぁ』

えっ……この病院を選んだ理由は無痛分娩ができるから……

それほどに無痛が良かったのに、三回目で入らなかったら

ショックが大きすぎる……( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)

そんな事を思ってたら先生がやってきました。

先生『もう一度、消毒から始めますね!』

看護師さんは再度、血圧を測り始めた。

色々な感情で動悸も収まらず、不安で怯えた目をしていたからか

なぜか看護師さんが手を握ってくれ……

看護師さんも私も、次こそは…!!

次こそは成功させてほしい!という思いの中

先生も今度こそはと意気込んでいるのが伝わってくる。

 

まだ出産前の処置にすぎないのに処置室は何とも言えない連帯感があった。

 

すると先生はアルコール消毒をおえ、ついにその時がきた。

先生『それでは入れていきますね』

前二回よりはるかに上であろう場所から管が入ってくるのが分かった。

相変わらず気持ち悪い感触だと思っていたら、

今まで入ってきたことがないエリアまで到達してきた。

これは!!!!と思っていたら

先生『終わりましたよ』

(( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)

処置室は何かをなしとげた後のような

異様な一体感があった。

 

三度目にしてついに、硬膜外麻酔の前処置が終わったのだった。

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出産日

 

 

出産前夜はドキドキして眠れず、夜もうまく寝付けなかった。

お腹の張りも強く、このままだと朝になる前に陣痛が…

なんて話もありながらも、何とか朝を迎えた。

 

朝の9時すぎ、あまりに張りも強かったので

人工的に破水させる事になった。

 

先生がはさみのような器具を入れた直後、バシャリと生暖かい水が流れ出た。

 

あぁこれでもう後には引けない。

陣痛が上手くついてこなかったら帝王切開だろうか?

波が前日からきていたので促進剤も使用していない。

旦那にもちょくちょく連絡をしながら痛みに耐えた。

 

痛くなったら先生に伝えて、すると麻酔を追加してくれる。

あまり痛くなる前に追加を希望したら陣痛の波が遠のくと言われたので

極力、耐えれる範囲で耐えた。

13時すぎて、ご飯も食べる余裕はなかったので激痛になってきて

先生に追加をお願いしたくて看護師さんに先生を呼んでもらうようお願いした

ら、なんと診察中( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)

 

5分待ってね!と言われ、ピーク時の陣痛が5分でどれだけ痛いかは

経験者なら分かるだろう。

麻酔追加して貰うといっきに痛みが分からなくなり

でもお腹がはってるのは何となく分かりとても変な感じ。

 

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ついに誕生

 

 

16時すぎに、

足を固定され分娩室が何やら慌ただしくなり

『はい、息止めて』と言われるがままに

いきむ。

あと30分くらいかな?と思いながら指示にしたがい

お腹に力を入れていたら

『おめでとうございまーす』と助産師さんがお腹の上に赤ちゃんを

のせてくれた。

『えっもう生まれたんですか!?』

私の第一声はこの言葉だった。

あと30分は辛さに耐える覚悟をしていたのに…

拍子抜け。笑

しかも思っていたより、赤ちゃんがものすごくデカい。笑

『何グラムですか?』

看護師さん『3330グラムだよ』

私『えっ…』

2800グラムが推定体重だったのに、デカい。デカすぎる。

しかも切れも裂けもせず超絶安産。

後処理もスムーズに終わり、旦那に電話をしたら

『お疲れ様、ありがとう』と言われ

『ありがとう』って何か適切であるような、ないような気もするけど

第一声がそれで、頑張って良かったなと改めて思えた。

 

それから後陣痛もなく、その日の夜には体は痛いけど

気持ちはかなり回復していた。

次も絶対、無痛にしよう。と次回をすでに考えるほどの余裕もあった。

 

退院

 

 

入院中は極力、預かってもらい無事に親子そろって退院をする事ができた。

2020年4月に生まれた娘はその後もビックサイズのまま

7か月検診では1歳の男の子と同じ大きさと言われながら

今尚、健康体で育っている。

楽という言葉は使いたくないけど、無痛分娩にして本当に良かった。

この一言につきる。

 

そんな訳で次は息子の無痛分娩記録を書きたいと思います。

 

 

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