新型コロナウイルスが猛威をふるっていて、『もしかしてオミクロンになったかも?』と思ったり『近親者に感染者が出た』などといった事も少なくないかと思います。
私の友人(30代)は実際にコロナになっていてなんと!二回も。
一度目はワクチンを接種する前で二度目はワクチンを二回接種済みの状態でした。
二回目は1月になりましたが後日、オミクロン株だった事が判明したそうです。
この話をブログに書いて『オミクロン株がただの風邪ではなかった事を多くの人に知ってもらいたい』との彼女の申し出があり、今日この記事を作成する事にしました。
また現在は自宅での検査も推奨されているのでこの記事を読みもし心あたりのある人にはぜひ、自宅検査キットの検討も視野に入れて貰えればと個人的には思います。
オミクロン株が周りに出て自分も不安
一度コロナになった事があるが二度目の違いを知りたい
オミクロン株って軽傷なんでしょ、と思っている
オミクロン株が軽傷?いや、結構きつかった
以前、【友人がコロナになった話】この記事で書きましたが今日はこの話をもう少し深堀りして書いていきます。
結論から言いますと、『オミクロン株って軽傷でしょ?』と私も思っていましたが友人の話は『なかなかきつそう。テレビの情報とは少し違うな』と言った感想です。
またこの記事は友人に聞いた話なので若干の違いはあるかもしれませんがここで伝える為に出来る限り、正確に書いていきます。
また友人には、幼児が二人と夫が居ますので家族の状況も合わせて書いていきます。
一昨年7月に一度目の感染
一昨年7月はちょうどコロナが流行り始めて3か月程度たった頃ですね。
友人A子は子供たちは保育園に行き、仕事では新幹線や電車で都内近郊をたびたび移動していたそうです。
とある日の夜、『なんだか体が変にダルイ』そんな風に思ったそうです。
疲れかなと思い、子供たちを寝かしつけ自分も0時ころに床についたそうです。
それから深夜4時過ぎに酷い頭痛で目が覚め熱を測ったら【38度後半】…。
『もしかするとこれってコロナ??』
彼女には公共の乗り物を連日使っていたこともあり心あたりも多かったので翌日は仕事を休み病院へ行ったそうです。
病院へー発症1日目ー
まずは病院に電話で確認をとり、『混んでいるので早めに来てください』との指示通り、朝一番にいったそうです。
病院ではそれ専用の待合室があって、瞬く間に人でいっぱいになったのを覚えていました。
診察を受け、鼻からのPCR検査を受けたそうです。
検査結果は翌日に出るとの事だったので帰宅をし、夫や子供たちを考えて自主隔離。
発症1日目の夜
『コロナかも?』と思って行った病院でしたが、みるみる体調は悪化していき『コロナだ!』と確信に変わっていたそうです。
熱もさらに高くなり、フラフラ。
何より、夜になると激しい咳が出てきたそうです。
吐き気にも見舞われ、病院からの陽性診断が待ち遠しかったそう。
コロナウイルス発症2日目
早朝になると、病院から『陽性でした。保健所からの連絡を待ってください』と言われました。
電話を終えるとすぐに関係各所に連絡を入れて子供たちも念のため、保育園を休ませて夫も仕事を休んだそうです。
濃厚接触になっても大変ですね(-_-;)
当時は自宅検査キットもなかったですし、夫は慌てていて『本当に男って役にたたないよね』と笑いながら言ってました。笑
ホテルでの隔離生活
その後の検査で夫と子供たちは陰性だったそう。
病院がいっぱいで発症から2週間のホテル療養になりました。
高熱は3日間続き、その後は微熱が更に3日間続いたと言っていました。
またホテルでは毎食、お弁当が渡されるそうなのですが【味がしない、においもしない】
体の倦怠感はさすがに高熱が出ていた3日間は酷かったようですが、その後はおさまりしかし、もともと【ぜんそく持ち】だった事もあり、嗚咽まじりの咳が本当に止まらなくて一番辛かったと言っていました。
一度目のコロナウイルスの感想
『今までにない症状だった』と言っていました。
例えば風邪なら少しは動けるけど、高熱が出ていた3日間は本当に動けずスマホを見る事さえ出来なかったと彼女は言います。
トイレに行くことさえ、一苦労だし物凄くしんどくてテレビから流れるニュースでさらに胸が痛くなったと言います。
重度の咳
味覚、嗅覚の変化
以外にも…
職場に迷惑をかけてしまった罪悪感
また誹謗中傷への恐怖
体の症状もかなりきつかった事が聞いていて想像が出来ましたが、心もすり減るのだなと思いました。
この頃は、『感染=遊び歩いていた、注意不足』のような風習がまだありましたから、感染してしまって職場にかける迷惑と合わせて自分がどう思われているか、怖かったと言います。
そんな彼女も徐々に回復に向かうにつれてホテル内でパソコンでの業務を出来るようになり、無事に2週間の療養をおえました。
2週間ぶりに会う子供たちには、『泣いた』と言っていました。笑
嗅覚異常が1か月半、不運にも二度目はオミクロン
一度目のコロナウイルスでは味覚、嗅覚異常があったと書きましたが、それはホテル療養を終えてから更に約1か月に渡り続いたそうです。
においがまるでしなくて、カレーを作っても味は分かるが匂いがしないという状態だったと言います。
それから彼女は昨年、二度のコロナウイルスワクチンを接種してホッとしていたのですが…。
1月上旬になんと!二度目のコロナウイルス(オミクロン)にかかったと言います。
オミクロン発症1日目
その日はなんだか朝から喉が痛かったそうです。
その2日前に日帰りでの出張があり新幹線に乗ったりしたそうで少し嫌な予感がしたと言います。
夫に頼みドラックストアで自宅検査キットを買ってきて貰ったと言います。
『一回もう感染しているし、ワクチンも打っているからまさかね…』
そんな軽い気持ちだったと言います。
自宅検査キットは郵送するタイプだったので検査をして即日に郵送したそうです。
夜になると物凄い倦怠感に襲われたと言います。
倦怠感だけで言うと、一度目のコロナよりも酷かったそうです。
熱はこの日はなかったそうです。
オミクロン発症2日目
朝になり、『喉の痛みが増していたそう』
テレビでよく言う、『喉の違和感』なんて言葉では片づけられないくらいに酷かったと言います。
子供たちが起きてきたら、なんと!子供たちも喉がガラガラ。
『もしかして、本当に二度目のコロナ?』
この時に、疑いはより増したそうです。
夕方になるといよいよ検査結果がメールで届きました。
『保健所からの連絡を待ってください』
覚えのあるやりとりに、憂鬱になると夫が帰宅してきたと言います。
『なんか俺も微熱っぽくて残業せずに帰ってきた』
子供たちは声のかすれだけでしたが友人本人はこの日、微熱と頭痛、くしゃみがあったそうです。
倦怠感も引き続いていて『重い風邪』に近い症状ですが、水を飲むのも辛いくらい喉が炎症をおこしているのが分かったそうです。
また友人の夫は微熱とのどの痛みが症状だったと言います。
オミクロン発症3日目
ようやく保健所から連絡が来て今回は自宅療養になりました。
1日目、2日目、3日目と日を追うごとにのどの痛みは増していく。
しゃべるのも辛くてスピーカーにしながら友人は文字を書き夫が変わりに保健所の人と話をするという方法で電話をしたと言います。
子供や夫は濃厚接触なので共に自宅隔離。
また夫は前日にコロナの検査キットをしていたのでこの日の夕方に陽性のメールが届いたそうです。
夫の症状も熱は微熱でのどの痛み(友人よりは軽い、イガイガ程度)
オミクロン発症4日目~
夫はこの日熱が出たと言います。
38度後半で前日の夜から倦怠感も酷かったそう。
友人はのどの痛みが少し良くなり、子供たちは声のかすれ程度で痛みを訴えてくる事は隔離期間終了までなかったようです。
オミクロンの症状が出始めてから4日たちやっと保健所から物資が届いたそうです。
二度目のオミクロンの感想
テレビで得ていたような『風邪程度』という情報について、『風邪とは言っても重い方の風邪で決して楽ではなかった』と言います。
熱は高熱は出ないものの3日程度の微熱が続き、倦怠感はひどく、何よりも喉が水分もとれない痛みだったようです。
咳は出なかったがくしゃみは頻繁に出て強い寒気がしたと言います。
また保健所も忙しいのか陽性が分かってからの連絡が一度目よりも遅かったそうで自宅療養なので実家からも玄関のドアノブに食料を届けてもらう方法で何とか隔離期間をしのいだと言います。
と言っていました。
会社からは『またコロナになったの?』と思われることは容易に想像ができ、感染力が強いからか会社の同じ部署の人はほとんどが同時期に感染が分かったそうです。
友人から始まったのか、友人は貰ってしまった側なのかは分からなかったが
『二度目の感染はすごく報告しがたいものがあった』と言っていました。
まとめ
今回の話で大事なのは
・オミクロン株は軽傷とは言うものの辛い症状になるケースもある
・コロナウイルスに実際になってしまった人の罪悪感を察してあげられる世の中になるように一人ひとりが感染してしまった人を責めない精神をもってほしい
・実際に感染してしまった人は自分を責める必要はない