ロシアVSウクライナのニュースがたびたび流れていますね。兵に行く姿は辛いものがあり『令和のこの時代にまさか、まさか、戦争だなんて…』と感じている方も多いのではないでしょうか。
『そもそもなんでこんな事態になってしまったの?』『ウクライナがロシアに何をしたの?』『アメリカは手を貸すの?』『プーチン大統領の思惑とは??』こんな風に思っている方も多いのではないでしょうか?
それとも『遠いお国の戦争…』と思っていませんか?
いえいえ、今回の話は我が国日本にも十二分に関連がしています。今回のロシアの動き、核を持たないウクライナ(日本も核がない)がいかに不利か、アメリカの出方、一連の流れを見た中国や台湾の動き…以上の点から私たち日本がウクライナの二の舞になる可能性を感じ取らなくてはいけません。
この記事では、そもそもなぜ戦争が起こったのか、また今後の動きにより起こりえる日本の危険性などを主に書いていきます。
・アメリカが武力を使う、使わない事により世界への影響を知りたい
・日本が戦争に巻き込まれる可能性を知りたい
・プーチン大統領の目的を知りたい
・ウクライナの勝算の発言の理由をしりたい
・今後の動向による日本への影響、日本は本当に安全なのかを知りたい
今回の件で日本が攻められる可能性が増した
『えっ…なんで?』と思う方も居るでしょう。
今回の件で大事なのは【ウクライナは核を持っていない】【アメリカはウクライナを軍事的には守らない発言をしている(2/25日現在)】【ロシアは言いがかりにも近い形で戦争に持ち込んだ】
これらがキーとなってきます。
核を持っていないウクライナは日本と同じ状況です。
日本も核は持たず、自分からは戦争を仕掛けないスタイルになっています。
またアメリカは以前よりウクライナとは親交が深く、ウクライナとしてはアメリカは守ってくれる物だと少し宛にしていた部分もあるでしょう。
そしてロシアが戦争に至った理由もあまりに身勝手とも取れる理由が原因なのです。
その理由について順番に解説をしていきます。
ロシアとウクライナが戦争になった理由
この地図からも分かるようにロシアとウクライナは隣国です。
今回の戦争になるまでにロシアがウクライナに対して『NATO(ナトー)に入るな』という事を求めていました。
参考:ロシアを決して信じるな
NATOとはロシア嫌いたちの同盟のこと
NATOとは北大西洋条約機構と言います。
過去にアメリカと旧ソ連が冷戦状態のころに、旧ソ連が共産主義を固めてワルシャワ条約機構というものを作ました。
それに対抗する為にアメリカとヨーロッパ(EU)がNATOを作りました。
つまりこれは軍事同盟です。しかしその後にソ連が崩壊しアメリカのライバルでもなくなったのでワルシャワ条約は解体しました。
しかしNATOはソ連が崩壊後も存続しました。
そしてその後、ロシア周辺国を取り込み、拡大していきロシア包囲網を作りました。
元ソ連側だったエストニア、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、ブルガリア、クロアチア、モンテネグロ、アルバニア、北マケドニアなどが次々にNATOに加盟しています。
ウクライナもNATOに入りたい
そもそもロシアはとても寒冷な土地なので南に進出していきたいという気持ちがあり、また広すぎる土地なので安全を得るためにも周りの国を自分の支配国としておきたい意向があります。
なのでEUとクッションになってくれるような国(緩衝地帯)があるとコントロールがしやすい背景があります。
・EUやNATO加盟国とロシアの間にある国
なのでウクライナは緩衝地帯としてロシアは自分の支配下としたかったんです。
しかしウクライナはNATOに入ろうか迷っていた…
この相違が今回の戦争の発端の一つと言えるでしょう。
プーチン大統領がウクライナをNATOに加盟させたくないのは独裁国家の維持のため
ロシアの大統領任期は4年2期が最大なので8年したら、もう大統領を務める事はできません。
しかし、8年任期を終えると自分の右腕であるメドヴェージェフを大統領にして自分は首相という名のナンバー2の座に就任しました。
一度、メドヴェージェフを挟みまたプーチン大統領となりました。
またプーチン大統領が天然ガスと石油会社を国家の物にし、多額の富を得てテレビ局も買い取り政権を批判するテレビが放映されなくなりました。
経済も潤い批判も流れない世の中を作り出し独裁国家を作り出していきました。
2000~08年 プーチン
2008~2012年 メドヴェージェフ(プーチンは首相)
6年二期に改正
2012~2018年 プーチン
2018~2024年 プーチン
つまりはロシアはプーチン大統領の独裁国家だという事ですが、ロシア人の中には民主主義者や自由国家を望むものがいます。
民主主義を求めるロシア人による民主化運動(テロ、ボイコットのようなもの)がありました。
民主化されると元独裁者に矛先が向く事は分かっていて、それを恐れても居ます。
インターネットの普及によりテレビの政権批判をなくしても個人が発信してしまうから風当たりの強さを感じていました。
こういった背景からプーチン大統領はウクライナをNATOに入れるわけにはいかない。
これが今回の戦争の発端となります。
「ロシアを決して信じるな」こちらの本が大変参考になります。
ウクライナ、アメリカ、ドイツの戦争に至る前の状況
ウクライナは過去には核を持っていました。
しかしアメリカとロシアが守ってくれる、という条約が出来たので核を保有しない今のウクライナとなりました。
そんな中、EUとアメリカからのNATO加盟への誘いとロシアからの圧力に揺れていました。
正直な所、NATOに入りたい…だけど…
アメリカやヨーロッパは『いつでも味方になるぞ!』というスタンスを作りNATOへの加盟を進めてきました。
ロシアは『NATOにさえ入らなければ攻めないぞ』というスタンスでした。
もともとはロシアは脅しているだけの可能性もありますが、本当に攻められたら困る。
ウクライナはアメリカやヨーロッパと共にNATOへ加盟する事もできずどちらにも動くに動けずにいました。
そんな中、2月24日(現地時間)に『ウクライナ東部住民を保護する為の特別な軍事作戦を実施する』との宣戦布告ともとれる声明を発表しました。
アメリカ、ドイツの戦争が始まる前の思惑
昨今はアメリカ国内でも積極的に介入して治安を守った方が良いという派閥だけではなくなってきました。
『外にアメリカの部隊を派遣するのをやめろ』との声も上がっていました。
そんな背景がありながらもNATOに入ろうとしているウクライナの味方でもあるのでロシア軍攻勢計画の予想分析図も渡したりしていました。
またドイツはエネルギー政策的にロシアからの天然ガスはかなり必要不可欠であまり事を荒立てたくない状況にあります。
なのでNATOに加盟しているので入ろうとしているウクライナは味方ですがロシアには正直、嫌われたくない。
こんな状況下にあります。
ロシアが戦争を始めウクライナは助けを求めたがNATOは軍事介入しない事を決めた
ロシアが戦争を始め、さすがにウクライナは勝算が厳しい状況にあるのでウクライナはNATOに助けを求めました。
しかし、NATOの決断は軍事介入をしないとの事でした。
アメリカのバイデン氏の声明を要約すると
『NATOに入ってる国は助けるけど、ウクライナはまだ入ってないよね!でもロシアのやった事は非難すべきことだし厳しい制裁をロシアには課すけど、軍事介入はしないよ!G7もロシアの脱退は今のところ考えていないよ!』
これがアメリカ、NATO(EU諸外国)の出した答えでした。
NATOが助ければこのような図になる事が予想されていました。
これを見て分かる通り、アメリカが介入すれば世界大戦になってしまうでしょ。ともバイデン氏は言っています。
そして介入しない決断を取りました。
日本が危惧すべきこと
日本に対する他国からの攻め入りの危惧
ロシアの圧倒的な軍事力を前に、ウクライナは勝てない。そしてアメリカはウクライナの為に戦わない。
アメリカが介入すれば世界大戦になってしまう事も考えうるのでこれ以上、犠牲を出さない為にもウクライナは決断せざるおえないのではないでしょうか。
その上で今回の一連の流れでアメリカは世界大戦を起こしたくないと思っているのが見受けられます。
なので『アメリカはいざとなったら他国の戦争に軍事的に介入しないのではないか』
との見方ができるようになりました。
日本はアメリカに守られている、日本を責めたらアメリカが出てきてしまうから。と今までは攻めてこなかった北方領土問題のある中国やロシア、場合によっては北朝鮮が日本に攻め入る可能性も出てきてしまったのではないかと思います。
日本は核を所有していないから戦争になったら圧倒的不利
今回のウクライナはアメリカとロシアが守ってくれるというのを信じて核を所有していませんでした。
しかし、そのロシアと戦争になってしまった。そして守ってくれるはずだったNATOやアメリカは物資の支援のみで軍事的な支援はしてくれませんでした。
またウクライナのゼレンスキー大統領は『われわれは孤立無援で防戦している。共に戦ってくれる者はいないようだ』
この言葉は胸が痛むものがあります。
そして日本も核を所有していません。
そんな状況で中国やロシアが攻め入った場合にウクライナの二の舞になるとは思いませんか?
ロシアについて書かれているこのオススメ本を読むと意識が変わると思います。
また余談ですがゼレンスキー大統領はもともとコメディアン俳優で映画の出演もしていました。
まとめー日本も自国は自国で守る必要がある
憲法9条には『戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否認』についてが綴られています。
戦争の放棄と言うのは自国からは攻めないスタンスの貫きととれます。
また戦力の不保持とは核を所有しないという事です。
交戦権の否認では戦争を行う自体を否認しています。
一連の流れから、ドイツやイタリア、アメリカなどの『味方になってくれる』とされている国を頼りにして核を持たない。
このままでいいのでしょうか?
いざとなったら助けてくれるかも分からない外国頼りでいて戦争が始まってしまったら、いかに不利になるか。
もっと国民が考えるべき時がきたのではないかと思います。
国を変えるのは国民です。一人一人の意見が集団となって国を動かします。
ロシアとウクライナの戦争から学びを得て、日本も変わるべき時が来ているように思います。
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